『保育士の休憩時間ってどんな感じ?』ぶっちゃけ保育現場シリーズ

ぶっちゃけシリーズ、まだまだあります!

 

今回は「保育士の休憩」について。

 

単純に言うと、保育士って忙しいイメージがあるんだけど、休憩ってあるの?ちゃんと取れてるの?っていうところを具体的に突っ込んでお話したいと思います。

これから保育士を目指す人、これから話す内容は、もしかしたらうちの保育園だけかもしれないので、少ーしだけ!参考にしてくださいね★

 

ではまず

みなさんのイメージ通り、

保育士に「固定の」休憩時間は、

ぶっちゃけないです!

 

だって保育があるので。

全員一緒に、は無理なので、個別にとる感じです。

 

タイミングは午睡中(お昼寝)が多いかと思います。

あとは職員数が充分にいて、午睡中以外(保育中)でも抜けられる時があれば休憩時間が取れるって感じです。

逆に言えば、午睡中に打ち合わせがある、子供がぐずって起きてしまった、職員数が足りない、などという時は、正直休憩は取れません。

やはり生命を、リアルタイムで預かっている責任があるからでしょうか。

さらに休憩どころか子供の怪我や体調、機嫌によって、予定していた打ち合わせや作業が行えず、遅延することもよくあります。

 

「時間なので休憩はいりま~す」なんてとても言えない状況。。

(言う気も起きないですけどね、、、)

 

また午睡中に子供達が予定通り睡眠しているとはいえ、そのままほったらかしにして打ち合わせ!、、、なんてことも勿論できません。

なぜなら、最近よく問題になっている乳幼児突然死症候群(SIDS)やうつぶせ寝による窒息死など、保育士にとって非常に恐ろしい事故がたくさんあるからです。

そんな悲しい事故を起こさないために、保育園では睡眠チェックを行っています。

5~10分間隔で保育士が子供の肌に触れ、呼吸をチェックするというものです。

 

とても大事なことです。

 

でも、これも、意外と人手がかかります。

 

最優先事項なので、当然行いますが。

担当した保育士はひたすらチェックするのみで、その日の作業終わり、、なんてこともしばしば。

 

そして他にも、意外に書類作業が多かったりもします。

行事前なんかは実際に作り物があったり、自主練があったりで、忙しいですが

 

あとはひたすら書類&準備作業。

 

連絡帳はもちろんのこと、当月分の指導計画の反省や児童票を記録したり、翌月分の指導計画を作成したり、制作のための準備をしたりします。

最近は保育園もIT化が進み、書類は全部データ化されているようです。

なので、指導計画や連絡帳も全部パソコン。

パソコンを使えば効率的!な気もするけど、ここの状況だと正直

「適材適所」

って言葉がよく似合います。

慣れない人が使っても、むしろ余計に時間がかかるだけ。

保育士はもともとパソコンが得意ではない方が多いので、慣れないパソコンに対し日々悪戦苦闘しています。

実際はパソコンそのもののせい(フリーズした、データが消えた等の悪夢)で作業が遅延していくんじゃないというくらい、非効率。

そこに時間を取られてずるずると休憩時間が取れない、、なんてこともしばしば。

 

またクラス担任は担任以外にも、園内で色々係を担当していたりします。

福利厚生、地域活動、一時保育、図書、環境、保健など、色々あります!

なので常勤の保育士なんかは一人あたり4つくらい係の仕事を抱えていて、尚且つ毎月開催されるお誕生会の担当、職員会議の司会や書記の担当、行事の時はさらに+何かの係!がローテーションで回ってきます。

そこに日々の保育!打ち合わせ!研修!などもさらにぶっこまれていきます!

 

ぶっちゃけ、休憩時間なんてなーい!

 

 

、、、と言いたいところですが、保育園にもオフの期間が少しだけあったりします。

 

行事の後とか。

 

そんな時にお互いに譲り合って休憩を取り合ったりします。

 

でも、みんな次の作業が色々と控えている状況なので、

「この先何があるかわからない」

という不安に駆られてしまい、つい休憩時間を返上して他の作業を前倒しで始めてしまう、、なんてことも。

 

個人によるところは大きいですが、色々な要因があり

「休憩は取れますけど、十分ではない!」

が今のところの結論と言えます。

 

 

 

 

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