「保育士」カテゴリーアーカイブ

「子どもの噛みつき」保護者に伝える?伝えない?

保育園あるあるの事ですが、、、

よく子ども(主に乳児)同士のトラブルで「噛みつき」が起こったりします。

大人からしたら「噛みつく」とはなんて野蛮な!信じられない!育ちが$○▽◎♪&#%※!!!と反射的に、否定的に思いがちですが、子供のそれは大人が「噛みつく」のとはだいぶ意味が違います。

ではなぜ子どもは「噛みつく」という行為を起こすのか。

それには乳児の発達過程が深く関係しています。

乳児は運動機能や感情表現が少しずつ発達し、自分のやりたいことが増えていく一方で、言語の発達が追い付かず、自分の持つ感情が上手く表現できないために「噛みつく」という行動に出てしまいます。

自分以外の人に興味を持ち始めたことで、触れ合いたい気持ちが突然「噛みつく」という行動になったりします。

「噛みつき」は決して#$%&@?な子どもが起こす乱暴な行為ではなく、発達過程においてしごく自然な流れということです。

とはいえ「立派な成長の証ですので噛まれても仕方ないです。諦めてください。」では保護者も納得できませんよね!

「かみつき」は私達保育士が未然に防げるなら、その方が良いです。

あるよりはないほうがイイ。絶対。

ではどのようにかみつきを防ぐのかと言うと、、、

「あ!噛まれる!!!」と思った瞬間どんな遠くからでも猛ダッシュして子供の間に割って入って止める!という荒技はしょっちゅう繰り出しますが、一番大事なのは、なぜ噛もうとするのか?子供の気持ちを推し量り、受け止めるということです。保育士はいつもこの姿勢を意識して子供と向き合います。

でもなかなか防ぎきれない時も正直あります。実際に私も乳児担任をしましたが、「かみつき」のタイミングは本当に本当に予測できません。

起きがけに隣の子の足をガブー!

たまたまそこに手があったからガブー!

目が合ったからガブー!などなど。

不良のお兄様達の喧嘩みたいです。

しまいには昨日までまったく噛まなかった子が今日急にガブー!

噛みついたーーーーー!

なんてこともあります。新しい個性を発見した瞬間ですね。保育士の脳内「噛む子」リストに記載され、それからしばらくその子はマークされることになります。

と、まぁ、こんな感じで保育士は日々「噛みつき」には気を付けて、本当に気を付けて保育をしているのですが、やはりどうしても防ぎきれない時も、、、

そんな時にどのように保護者対応をするかというと

まずお迎え時に保護者に状況を詳しくお話し、とにかく謝罪し、責任は保育士にあることを伝えます。噛んだ子供の名前は伝えないというのが我が保育園のルールです。

大概の保護者はこれで了承していただけます。なかには不満げな保護者もいますが、、汗

ですが最近では我が子を噛んだ子の名前をぜひ知りたい!という保護者も出てきました。

言葉も発達し、たどたどしくも名前ぐらいは言えるようになってきた我が子が「○○ちゃんがかんだ」と家で母親に話し、翌朝、噛みついた子の保護者に 「その傷どうしたの??」 って言われたりするのは、なんとも我慢できない、保護者同士の関係がぎくしゃくしてしまうとのこと。

でも噛まれた子の保護者に噛んだ子の名前を伝えるということは、つまり噛んでしまった子の保護者にも「今日○○ちゃんを噛んでしまいました」と伝えるというということになります。

その保護者が何を強く求めて噛んだ子の名前を知りたいのかは不明。知ったところで、その保護者とはやっぱりぎくしゃくしちゃうんじゃないの?というのが私の感想。

私の思いとして、あまりに噛む傾向が強いお子様には、たまに状況を見て、保護者に噛みやすい傾向があることや家庭ではどんな感じなのかヒアリングすることはありますが、『いつ、だれを、どのように、どのくらい』噛んだかをありのまま言うことは避けたいと思っています。

我が子の「噛みつき」は保護者にとってけっこうインパクトがあります。ちゃんと受け止められる保護者もいますが、不安要素として「噛みつき」を捉えてしまい、子供を叱ったり、自分自身を追い込んでしまう保護者も。

そして最近の保護者のネットワークは恐ろしいです。誰がどこでつながっているかわかりません。「噛みつき」について理解している保護者もいるでしょうが、複数回にわたって噛まれたり、噛みつきにちょっと思うところがある保護者にとってはなんとなくモヤッとしてしまい、うちの子と遊ばせたくないわ、、、などと思い敬遠する保護者もいると思います。

子供の成長過程において、誰にでも起こる「噛みつき」なのに、それで保護者同士が無意味な摩擦や衝突を起こしたり、ストレスを感じる必要は絶対にないと思うのです。

だから噛んだ子の名前を言う必要はない!知る必要もない!!

ブログを読んでいただいている保育園ママ・パパのみなさんはどう思われますか?



保育園は特殊な職場

今日は保育園の特殊性についてお話したいと思います。

ぶっちゃけ、私は一カ所しか保育園を知りません。

ですが他業種で働いていた私にとっては目からウロコ的な、特殊な状況に遭遇することがあります。

その最たる事として

『女性が多い』

ということです。

、、多いどころではありません。

ほとんど女性ばかりの職場です。

実際にうちの保育園では職員が45人いて男性は2人だけ。

女性ばかりの職場というのは、、それなりに楽しいし、同じ子育てしているママ保育士同士で子供や旦那のことを愚痴り合ったり、着替えなども気を遣わなくてよい環境でもあります。

でも、行事で大道具を運んだりする時は、男手が欲しいなぁと思ったりします。

まぁ、そんな時は女性が力を合わせて物品を運びまくりますが。意外と力もありますw

また女性ならではの視点とかは、保護者や子供に対し細かい気配り等ができて素敵だと思います。

でもたまに、ホルモンのせいでしょうか?

バランスの取れていない保育士にあからさまに微妙な態度を取られたり、クラスの失敗談や職員のプライベートに関することまで、色々なことが噂話として園内にはびこったり、、、

週刊誌かワイドショーか!

みたいな雰囲気が漂っている時もあります。


そして保育園での次の特殊性は

『給料が少ない』

ということです。

みなさんもご存じのように、保育士の給料は本当に少ないです。

その長時間労働や精神的な負担に見合った額をいただいておりません!

最近では処遇改善費なるものが自治体から支給され、少~しだけ給料もアップしましたが、それでもまだ足りないと思っています。

同じ命を預かる職業として、ぶっちゃけ医者や看護師と同じくらいほしいです。

本当に!

本当に責任ある仕事なんです保育士も!

だって複数人の子供相手に怪我・事故を防ぐ配慮を常にしなければならないんですから。

子供の数だけ、職員の数だけ、それが複雑に絡み合って、怪我や事故が起こるケースはいくらでもあって、不測の事態が起こることがあります。

しかも他人の子の命ですから、何かあったら、、と考えた時の精神的な負荷は半端ないです。

医者や看護師と同じく、自分の判断で子供の命を左右することになるのに、給料安すぎません??

ぶっちゃけ保育士ナメてません?

て感じです。

こんな特殊な環境で、さらに上司から納得の行かない、不安を煽るような指示をサンドバッグのように毎日くらう私達下っ端は、、本~~~当に辛いんですよ!

→次回は「保育園での上下関係について(なぜんこんな人が上司になる(出世する)!?)」です。




保育士に向いていないなと思う時

どんな職業でもそうですが、自分は現職に向いていないなと思う時があります。

今日は「私は保育士に向いていないな」と切実に思った瞬間を、実体験をまじえてお話したいと思います。

 

 

みなさんは

「保育士に向いていな」と思うのはどんな時ですか?

 

 

私は以下の二つに遭遇した時です。

 

①保育園で事故やトラブルがあった。そこに自分も関係していた。

②自身の子育てで、我が子がまったく言うことを聞かない。または子育てそのものに悩みや葛藤がある。

 

 

まず①について

自分の保育中に事故があると、まず明らかにすべきなのが原因です。

その時いた保育士達で話し合い、上司に報告し、説明。

で、話し合って原因がわかると、次に後悔の嵐がやってきます。

そして一通り後悔しまくった後、自己嫌悪に陥ります。

 

そして今度は他者の自分を見る目が気になってきます。

当然、マイナスのイメージです。

私はとかくネガティブに考えやすいタイプなので、気持ちが落ちる↓↓↓のは簡単。

普段はそうでもないのですが、こういう事故やトラブルに遭遇すると、必ず落ちます↓

 

けっこう落ちます↓↓↓↓

 

トラブルの原因は色々あって、色々な人が複雑に絡み合って、自分自身だけの問題ではないこともあるし、本当に自分のミスで事故が起きてしまうこともあります。

 

「あの時ああすればよかった」「こうすればよかった」などと思い、とにかく過去に戻りたくてしょうがなくなりますよね。

 

とにかく自分の判断ミスが悔やまれます。

 

そしてついには

私には事故を防ぎきる力はない、つまりその程度の能力しかなくて、実は保育士に向いていないんじゃ、、と思い至るわけです。

「あの人の担当するクラスって事故が多いよね」

、、、なんて言われた日には、、、、!

 

 

次に②についてです。

 

保育士だってただの一人の人間。

絶対的に子供に対し神対応できるわけでもない。

そんな人もいるかもしれませんが、大体の人は普通のママと変わりない子育てをしていると思います。

同じ悩みを持ち、日々試行錯誤して戦っています。

普通のママと違うのは、とにかく色々なタイプの子供をたくさん見ていること。そして対応した経験があること。

でも見ているから、経験しているからと言って、我が子がどのタイプに当てはまるかもわからないし、保育園児は保育士に対し一線を引いて接することを知っているので、お互いに割り切った関係が保てて、柔軟に押したり引いたりすることができます。

でも我が子となるとそうはいかない。

親としての責任があるから、必要以上に指導に熱が入ってしまうし、子供も全力でぶつかってくる。

結局、普通のママと同じような悩みを持っているということになります。

実際に、私自身の子育てでは、とにかく元気で我がままでキレやすい三兄弟に対し、悩みはいつでも、いくらでも、尽きません、、、。

例えば保育園の送迎で我が子がぐずってしまい、泣いたままのひどい状態で、半ば丸投げな感じで先生に託したり、お迎えの時に担任の先生が「○○くん最近ちょっと荒れてますね、、、」などと我が子の保育園生活でのかなりアレな様子を聞いた時なんかは、そりゃもう落ち込みます。

長男は外ではかなりいい子だったので先生から問題児発言される経験はなかったのですが、次男・三男に至っては、次男はとにかく頑固、三男はとにかく自由、って意味で「すみません」って謝ること多し。

運動会・学芸会なんかは当然、拗ねたり甘えたりでろくに発表できず、衣装も着ないor投げ捨てる的な、クラスに必ず一人いるアレな存在です。

 

で、こんな時にいつも思うのが、

 

保育士なのに、なんで上手に子育てできないんだろうってこと。

 

恥も外聞もあるので、保育士というレッテルを自分に貼って、身動きが取れない時があります。

 

こんな時、「保育士にならなきゃよかったかな、、」とも思うのです。

 

 

以上の二つが

 

私が「保育士に向いてない」と思う瞬間。

 

ミスで事故を起こしてしまった時は、次またいつ事故が起こるかわからない恐怖に駆られて、前に進めない時もあります。

でも、重大な事故につながらなかった奇跡にひたすら感謝し、自分のミスを十分に認め、他者の事を気にせず、同じ間違いを二度と起こさないように、ただひたすら注意すること。

これができれば

 

まだ保育士をやっててよい

 

と思うのです。

 

そして我が子と保育園児の子育ては違う

と思う(い込む)ことも大事。

仕事で得た経験を生かすのはもちろん大切で、ぜひそうしたいところですが、夫との関係や体調、時間やお金など色々な問題が私生活にはあります。

そんな中で保育士パワー、いつでも発揮できませんから。

 

というわけで、子育てで失敗しても落ち込まない、失敗したら次に生かす!それの繰り返し。

ができれば

 

まだ保育士やっててもよい

 

と思うのです。

 

 

子供の命を預かる保育士は、とても責任ある職業です。

プレッシャーに押しつぶされそうになる時もあります。

でも負けないで頑張っていきたいのです。

SE(システムエンジニア)から保育士への転職

実はわたくし、もともと畑違いの職種で働いていました。

それは保育園とはまったく関係のない、ご縁のない

SE(システムエンジニア)

です!

 

みなさんシステムエンジニアはご存知ですよね?

 

そうそう「デフォルト」って言葉を日常的によく使っちゃう、パソコンに詳しい人たちのことですw

 

ここでは、そんなパソコン&データ漬けに等しいような職種にいた私がなぜ保育士に転職したか、赤裸々にお話したいと思います。

 

システムエンジニアとして働き始めたのは新卒採用でのこと。

その頃は不況のなかの不況で、買い手市場と言われていたころ。

当時の私は文系4大卒出身。

あらゆる分野の営業・接客を希望して就職活動をしていました。

とは言え、そんなに営業が得意でもなく、英語が得意というわけでもなく、しいて言うなら、、、人当たりが良い、努力を惜しまない、とかをアピールしているような中途半端な奴を欲しいという会社もなく、、、

 

けっこう厳しい就職活動を強いられていました(自業自得)。

 

そんな時、文系でも理系でも、どんな人でもチャレンジできて、尚且つ営業系の仕事だってできちゃう!という神のような方針を打ち出し、採用してくれたのが、新卒で就職した会社(大手企業のグループ会社)だったのです。

 

てなわけで、無事に入社し、システムエンジニアとしてバリバリ働きました!

バリバリと言えば聞こえは良いですが、その実フォルダの作り方も知らないような、トーシローの中のトーシローみたいな奴だったので、まぁ、職場の先輩や同期には大変なお世話になりながら、「アルゴリズムってなんやー!?」と

日々間違いを直し、見えない敵と戦いながら仕事をしていました。

 

そうして「石の上にも三年」をポリシーとして無事3年目が過ぎたころ、、

なんだか、あらゆるシステムの異様なまでの移り変わりの速さに正直ついていけないと感じるようになりました。

 

そこからの決断は早かったです。

「ここに自分の将来が感じられない」と思い、タイミングよく結婚を理由に円満退職をしたのです。

 

そしてしばらくは派遣の事務などをこなし、、無事に長男を出産。

そこからは金銭的・時間的な問題を鑑みて、将来の自分のキャリアは絶対に

・職にあぶれないもの!

・自分の経験を絶対に無駄にしないもの!

・もし資格を取るなら安く効果的なもの!

という信念を通し、色々な職業を調べ、検討しました。

 

そこで見事!自分のイメージするキャリアにヒットしたのが

「保育士」

だったのです。

 

いま思えば、「子供が好き♪」なんていう発想はまったくなく、、

ただただ打算的で現実的で、正直いまだに職場仲間にこの話はできません、、、

 

で、長男出産と次男妊娠を機に、保育士資格を取るべく勉強しました。

そして見事資格をもぎ取ると、今度は就職活動し、無事に近所の保育園に務めることができるようになりました。

 

そこからは、まぁ、保育士になるべくしてなったキラキラとまぶしい先輩保育士達の光線にやられながらも、地道に経験を積んでいきました。

ここで思ったのが、いくら子育て経験があるといはいえ、

 

保育士としての子供に対する接し方は家庭とは全くの別物で、

しかも私は子供を惹きつけるような表現力がまったくない!

 

ってことでした。

 

だから読み聞かせも棒読み、お芝居もまぁ声があがっちゃうし小さい。

 

これにはまいりました。

 

このままいくと確実に掃除・片付けメインの雑用係!

いつでも切れる、存在感のない人になってしまう!

って思いました。

 

保育士はやっぱり表現力が豊かな人が多いです。

そしてやはり音楽・絵画系が得意な人も多い。

 

そのなかで、私が唯一、自分にあって他の人にはない、私だけの特技を必死に探した結果↓

 

システムエンジニアとしての経験

 

だったのです!

 

まさかのSE経験!!

 

なぜここにきて?と言いますと、私が働き始めて3年くらい経ったころから、保育園のIT化が進み、パソコンがどんどん導入されていったのです!

これをチャンスと捉えずしてなんとします!?

 

すぐにSE経験を申告し、僭越ながら園内のパソコン・情報を一手に管理させていただくことになりました。

 

表現力はないが、情報管理力でカバー!と言ったところでしょうか、、、汗

 

最近になって表現力も少しずつ身につき、、ある程度はなりきってみんなの前でも演技できるようになってきましたけどね。。。

まだまだ未熟者です。

 

 

結果的として、まったくの畑違いの職種出身でしたが、今はその経験がとても役に立っています。

 

人生、何が役に立つかわからないですねw

 

ストレートで保育士になり勤務したわけではありませんが、回り道してこその、新たな活躍の場を見つけることができました。

 

この先どうなるかわかりませんが、「保育園には色々な人がいて良い」という方針で、私の経験を最大限に信頼し生かしてくれる現在の職場に感謝の気持ちでいっぱいです!

 

異業種からの保育士転職、始まりは容易ではないですが、時間をかけた分だけ経験値もあがり、その職業が好きになってなじんできます。

あまり子供に興味のない私でしたが、今では人並みに興味もあり、自然と可愛いと思えるようになってきました。

 

なので、保育士転職を考えている方!

まずは飛び込んでみてください!

自分が活躍できる場がきっとあると思いますよ!

『保育士の休憩時間ってどんな感じ?』ぶっちゃけ保育現場シリーズ

ぶっちゃけシリーズ、まだまだあります!

 

今回は「保育士の休憩」について。

 

単純に言うと、保育士って忙しいイメージがあるんだけど、休憩ってあるの?ちゃんと取れてるの?っていうところを具体的に突っ込んでお話したいと思います。

これから保育士を目指す人、これから話す内容は、もしかしたらうちの保育園だけかもしれないので、少ーしだけ!参考にしてくださいね★

 

ではまず

みなさんのイメージ通り、

保育士に「固定の」休憩時間は、

ぶっちゃけないです!

 

だって保育があるので。

全員一緒に、は無理なので、個別にとる感じです。

 

タイミングは午睡中(お昼寝)が多いかと思います。

あとは職員数が充分にいて、午睡中以外(保育中)でも抜けられる時があれば休憩時間が取れるって感じです。

逆に言えば、午睡中に打ち合わせがある、子供がぐずって起きてしまった、職員数が足りない、などという時は、正直休憩は取れません。

やはり生命を、リアルタイムで預かっている責任があるからでしょうか。

さらに休憩どころか子供の怪我や体調、機嫌によって、予定していた打ち合わせや作業が行えず、遅延することもよくあります。

 

「時間なので休憩はいりま~す」なんてとても言えない状況。。

(言う気も起きないですけどね、、、)

 

また午睡中に子供達が予定通り睡眠しているとはいえ、そのままほったらかしにして打ち合わせ!、、、なんてことも勿論できません。

なぜなら、最近よく問題になっている乳幼児突然死症候群(SIDS)やうつぶせ寝による窒息死など、保育士にとって非常に恐ろしい事故がたくさんあるからです。

そんな悲しい事故を起こさないために、保育園では睡眠チェックを行っています。

5~10分間隔で保育士が子供の肌に触れ、呼吸をチェックするというものです。

 

とても大事なことです。

 

でも、これも、意外と人手がかかります。

 

最優先事項なので、当然行いますが。

担当した保育士はひたすらチェックするのみで、その日の作業終わり、、なんてこともしばしば。

 

そして他にも、意外に書類作業が多かったりもします。

行事前なんかは実際に作り物があったり、自主練があったりで、忙しいですが

 

あとはひたすら書類&準備作業。

 

連絡帳はもちろんのこと、当月分の指導計画の反省や児童票を記録したり、翌月分の指導計画を作成したり、制作のための準備をしたりします。

最近は保育園もIT化が進み、書類は全部データ化されているようです。

なので、指導計画や連絡帳も全部パソコン。

パソコンを使えば効率的!な気もするけど、ここの状況だと正直

「適材適所」

って言葉がよく似合います。

慣れない人が使っても、むしろ余計に時間がかかるだけ。

保育士はもともとパソコンが得意ではない方が多いので、慣れないパソコンに対し日々悪戦苦闘しています。

実際はパソコンそのもののせい(フリーズした、データが消えた等の悪夢)で作業が遅延していくんじゃないというくらい、非効率。

そこに時間を取られてずるずると休憩時間が取れない、、なんてこともしばしば。

 

またクラス担任は担任以外にも、園内で色々係を担当していたりします。

福利厚生、地域活動、一時保育、図書、環境、保健など、色々あります!

なので常勤の保育士なんかは一人あたり4つくらい係の仕事を抱えていて、尚且つ毎月開催されるお誕生会の担当、職員会議の司会や書記の担当、行事の時はさらに+何かの係!がローテーションで回ってきます。

そこに日々の保育!打ち合わせ!研修!などもさらにぶっこまれていきます!

 

ぶっちゃけ、休憩時間なんてなーい!

 

 

、、、と言いたいところですが、保育園にもオフの期間が少しだけあったりします。

 

行事の後とか。

 

そんな時にお互いに譲り合って休憩を取り合ったりします。

 

でも、みんな次の作業が色々と控えている状況なので、

「この先何があるかわからない」

という不安に駆られてしまい、つい休憩時間を返上して他の作業を前倒しで始めてしまう、、なんてことも。

 

個人によるところは大きいですが、色々な要因があり

「休憩は取れますけど、十分ではない!」

が今のところの結論と言えます。

 

 

 

 

『0歳児クラス(情緒面)で思ったこと、大変だったこと④』ぶっちゃけ保育現場シリーズ

続きまして『情緒面』です☆

情緒とは言葉の通り「お子様の気持ちそのもの」「保育士との信頼関係」についてです。

結論から言いますと、入園して半年もすれば、保育士とお子様との信頼関係は着実に築かれ、調子の良い時なんかはお子様と「あ、うん」の呼吸で色々な活動を行うことができます。

ここまできて初めて「0歳児いいデショ♪」の域に達するワケです。

(↑詳しくは『0歳児クラスで思ったこと、大変だったこと①』をご覧ください。)

 

でもこの聖域に辿りつくのはそう簡単ではありません。

 

山あり谷あり茨の道、、、、

 

そう簡単に0歳児の信頼は手に入りません。

 

とはいえ、諦めてはいけません!

 

私達は一保育士として、それを生業にしているプライドと情熱をかけて、0歳児の信頼をゲットすべく、茨の道を頑張って進んで行きます!

 

その道は実際にどんな行程なのか、詳し~くお話しますね!

 

0歳児は保育園に入園すると、まず乳飲み子という身分にもかかわらず、いきなり親と無理やり離されて、家庭とはまったく違う環境で、見ず知らずの大人達と生活することになります。

 

これ聞いただけで、0歳児可哀想!

絶対に保育園に慣れない!無理!

 

と思いません?

 

その通りです。

 

慣れません。

 

こりゃ絶対に慣れないな

 

、、って思うくらい私達のことを嫌がり、泣きわめきます。

 

とにかく泣きます。

 

ずっと泣きます。

 

まれに一人くらい泣かない子もいますが、ほぼ全員泣きます。

 

さぁ

赤ちゃん全員泣いてます。

 

でも保育士は一対一ほどの数はいません。

 

さぁ

赤ちゃんは抱っこしてもらえず、遊んでももらえず、不信感は募るばかり、

 

泣きます。

 

とにかく泣きます。

 

こちらの顔を見てまた思い出したように泣きます。

 

こりゃ慣れないわ

 

って思いません!?

 

そうなんです。

で、そんな過酷な状況を考慮して考えられたのが「慣らし保育」

急な環境変化によってお子様の体調や情緒がひどく不安定にならないよう、職場復帰を遅らせ、時間をかけて少しずつ新しい環境に慣れさせていく、というもの。

これを利用する家庭がほとんどですので、入園初日は様子見の2時間だけ保育、とかでスタートします。

まぁ2時間だろうが8時間だろうが泣きますけどね。

とにかくこの2時間が私たちにとって初めての勝負の時間になります!

登園時に「初めまして」のご挨拶から始まり、お子様のことをとりあえずホメホメ。

ママの話しぶりや内容もさりげなくチェックし、どんな育児スタイルを実践していらっしゃるのか探ります。

一通りその日のお子様の様子を伺った後は、ママから泣きわめくお子様を受け取り、「行ってらっしゃい」の挨拶をして、お別れします。

お母さんが行った後はひたすらその子と向き合います。

とりあえず泣かないよう、保育園のおもちゃを駆使して気を紛らわしたり、戸外に出て気分転換したり、時間を計算してミルクをあげてみたり、、、あとはとにかく抱っこ!

 

とりあえず抱っこは鉄板ですね!

 

どんなお子様でも泣き止みます。

 

こちらの体はガッタガタ!になりますが、大人との密着によるお子様の安心感は半端ないので、泣きがひどいお子様なんかは保育士が交代でとにかく抱っこやおんぶをして過ごします。

 

実はこの抱っこ、腱鞘炎になりそうでぶっちゃけ大変

実はおんぶも、肩こりがひどくなりそうでぶっちゃけ大変

 

できるものならしたくない。

 

でもそうは言ってられません。

 

仕事ですから!

これから長い付き合いになりますから!

 

てなわけで保育士同士で協力しながら交代で抱っこ&おんぶをしまくります。

重量級のお子様がいたらさらに大変。

みんなで泣きそうになります。

愚痴もでます。

弱音も吐きます。

 

お迎えの時にはそんなの見せませんけどねw

 

で、そんなお子様たちが泣きまくりのしっちゃかめっちゃかな状況で、うっかり忘れてしまうのが、「連絡帳」

※連絡帳とは、その日の保育園での活動やお子様の様子を記入して、保護者にお渡しするノート。保護者にも、お子様の様子の様子を記入していただく。

 

あ!

まだ書いていない!

と焦り、保育士が一人抜けて連絡帳を記入します。

ここで一人抜けるのがまたツライ。

でもそんなこと言ってられない。

とにかく今日あったことを書く!

2時間だけでしかも泣いているだけだったけど、ネタを探して、ひねり出して書く!

ギリギリ出来上がったらもうママのお迎えの時間です。

急いでおむつ替えしてお迎えを待ちます。

ママとはその日のお子様の様子を簡単にお話し、明日以降の保育時間の調整を行います。

保育初日はこんな感じで終わります。

 

怒涛の二時間。

赤ちゃんの泣き声でカオスと化した0歳児保育室でした。

 

とはいえ、正直カオスではありますが、この状況を迷惑とも不快とも思いません。

だって想定の範囲内ですから!

 

とにかく頑張って進むしか道はないのです!

 

→次回は「なかなか慣れない個性的なお子様たち」を紹介します!

『0歳児クラス(手づかみ食べ)で思ったこと、大変だったこと③』ぶっちゃけ保育現場シリーズ

 

さて②に続き『食事面』もっといきます!

 

諸問題をクリアし、抵抗なく食事が食べられるようになったら、今度は子供達が自ら食事を食べ進めていくことになります。

 

自ら食べるということはつまり、、、

 

そう

 

「手づかみ食べ」です!

 

世のお母さんたちが、とってもとっても勇気を振り絞って、清水の舞台から飛び降りるくらいの気持ちでトライするやつです!

 

色々な食材を自らの手でつかみ、にぎり、口に運ぶ。

 

これが赤ちゃんたちビギナーにはちょっと難しい。

 

ちょっとどころか、とても、とても難しい。

 

加減がわからずおかずやごはんが手のひらからこぼれる、握りつぶす、口からこぼれるetc

 

スープの中の具が食べたくて手を突っ込み、ぐちゃぐちゃとかき回す。

 

そのしぶきがそのあたりに飛びまくる。

 

果ては器を逆さにひっくり返して、机&床はスープの海。

 

Ah…

 

けっこう悲惨な状況になります保育室内。

 

足の踏み場もないほどに米粒やおかず、スープがあたり一面に散乱し、その時に入室してくる職員は必ず

「うわっ!すごいねーーーー!」

と感嘆の声。

 

食後すぐにお迎えの保護者がいようものなら、こんな状況とても見せられません。

 

なので食器だけでも急いでまとめ、下膳する。

 

これが私たちの精一杯の体裁。

 

たまに何もしていない、そのままの現場を保護者に見られてしまう時もあります。

少し気まずいです。

保護者はノーコメントなことが多いですが、まぁ、色々思うところはあるでしょうねw

 

ではなぜこのような悲惨な状況にまでなってしまうかと言うと、うちの保育園では

 

「お子様の主体性を尊重する」

 

が保育の大前提としてあるからです。

 

つまり危険がないよう見守るとともに、お子様のやりたいようにやらせてあげるのが良いということです。

 

でも「放置」ではありませんよ!

 

ほったらかしにはしません!だって本当に最後までほったらかしたら、怪我の怖れも含めて、後始末が本当に大変ですもん。

そこまで片付けに時間割けません。

 

他にもやらねばならないことあります。

 

なので、お子様の食事に対する主体性については、保育士としての経験をもとに、少々加減をしながら見守る、、といった感じです。

 

とは言え、ご家庭でママに怒られずにスープを思いきりこぼしちゃう!ごはんやおかずを散らかしちゃう!

 

なんてそうできるものでもないと思うので、保育園ではそれなりに「自由にやらせてあげたい」と思うのです。

 

で、結果、悲惨な食事風景となるワケです。

 

でも子供達もわざと失敗しているわけでもないので(わざと失敗した時はたしなめます)そこですぐにやめさせるのではなく、何度も失敗させて、経験値を上げることはとても重要だと思います。

 

ですので、私はあまり止めません。

 

けっこう放置しています。

 

こぼれたらこぼれたらで「残念!」と言うだけです。

 

 

だから食事後の部屋ってとても汚い。

 

でもそこには子供のための保育士の配慮があって、子供も一つ成長しているんです!

 

なので、もしそんな状況に遭遇したら、温かい目で見守ってやってください!

 

そしてこれから保育士になる皆さん、『排泄面』と同じく、避けて通れない道ですよ☆

『0歳児クラス(離乳食)で思ったこと、大変だったこと②』ぶっちゃけ保育現場シリーズ

では0歳児クラス『排泄面』に続き、

 

『食事面』

 

お話しますね。

 

食事に関する0歳児の1年というのは、とにかく食の形態が劇的に変化しまくる、いわば激動の1年と言えます。

 

母乳またはミルクという吸啜するだけで出てくる至福の飲み物によって生命を維持していた赤ちゃんたちも、ある日突然、ミルクの回数を減らされ、ミルクとは程遠い米や野菜、果物など、とにかく顎を使って噛まねばならない食材の荒波にさらされます。

 

それは会話のできない赤ちゃんにとって大きな試練と言えましょう。

 

とにかく人生初!の食材が、本人の否応なしに口に突っ込まれ、食べさせられる毎日。

「イヤ」とも言えず、恐怖しかないはずです。

とは言え、個人差がありまして、最初から抵抗なくパクパク食べられる子もいれば、とにかく口を開けず、頑として食べようとしない子も。

やめてくれーーーー!!!!と首を振りまくって拒絶し、さらに両手を振ってこちらの持っているスプーンをはたき落とす子もいたりします。

 

育児書には、

とにかく一口ずつ丁寧に口に運び、「まんまたべようね」「おいしいね」など、母親の声掛けも赤ちゃんの安心感につながり、離乳食に対する抵抗もなくなる…

etc

書いてあったりするので、それを必死で実行しようとするお母さん。「おいしいよ~」「たべようよ~」など色々声掛けするが、それを泣いて拒絶しまくるお子様、、、そばで見ていて、なんだかいたたまれない気持ちになります。

 

確かにお母さんの笑顔や声かけって大切です!

 

でも、一番大切なのは、

 

もし自分が赤ちゃんと同じ立場だったら、どう思うか?どう感じるか?

 

を、とにかくリアルに想像することです!!!

 

自分がもし子供と同じ立場だった時に「これやられたくないわ~」「食べたくないわ~」って思うものがあったら、赤ちゃんにも絶対しない方がいいです。

 

そりゃもちろん発達上、大人と子供は体格も違いますし、歯の数や味覚も違うので、味付けや触感などは自分と同じものではなくても良いと思います。

でも、使う食材そのものや組み合わせは、自分が食べたいor食べられるもので考えてください。

 

薄味で良いので、とにかく自分が食べたいものを、子供にも食べさせてあげてください!

 

うちの保育園では、連絡帳に毎日家庭で食べた料理を記入してもらうのですが、中には個性的な料理を作ってらっしゃる方もいます。。

例)

・かぼちゃ納豆キュウリ

・キュウリの味噌汁

・とにかく朝からゴージャスな一汁三菜料理、、、胸やけしそう。

などなど。

 

連絡帳には、当の子供は嫌がって食べず、母親は「お腹がすいていなかったのでしょうか?」「眠かったのでしょうか?」など別なところに原因を探り、料理そのものに対する疑問はどうやら湧いてこない様子。

 

つまり

 

「自分が食べても本当に美味しいって言える?」

 

っていう疑問。

 

自分が美味しい!と思うものを子供にもあげないと、「おいしい!」って気持ちは伝わらないと思います。朝からゴージャスな料理を出されても、旅行中でもないのに「時間いっぱい使って楽しく味わって食べます♪」みたいにならないですよね。

それをどこで間違えたのか、自分と子供はまったく別の生き物で、味覚も別物。だから子供の食べるものは、育児書に書いてある「とにかく素材そのものの味で!」「色彩豊かに!」「薄味で!」などを実践しまくった、親とは別の、つまんない料理ができあがる。

 

連絡帳を読みながら、なんか違うんだよなぁと思う日々。

 

でもだからといって

 

「お母さんの料理、あまり美味しそうじゃないですよね?私だったら食べたくないです~」

 

・・・・なんて言えません!!!

 

言えませんよね!!!!

 

 

じゃあどうやってそのことに気付いてもらうかと言うと、

「子供が食べない」という悩みを聞いた時にはまず、

 

「味付けはどんな感じですか?お母さんと一緒に同じご飯を食べていますか?」

 

を確認します。

 

完全なる、素材の味を生かしただけの煮物料理であれば、その子の月齢も考えて、可能なら「しょうゆを一滴たらしてみましょう」とか「だしをもう少し使ってみましょう」などとアドバイスして、やんわり味付けのレベルアップをはかります。

触感も大切だったりしますので、料理がパサパサしていないか、噛みづらくないかなども確認。

 

食材の組み合わせについては、それぞれの家庭の味があるので、なんとも言えないのが正直なところです(調理師でもないので、ぶっちゃけ食事に関する知識は最低限のものしかない)

 

もしかしたら「かぼちゃ納豆キュウリ」も美味しいかもしれない。

 

 

そして次に大切なのは子供の前で、子供とは別の美味しいものを食べないこと。

 

0歳児とは言え、子供は大人が予想している以上に精神面も発達していて、ナイーブです。

 

親が別のものを食べていることぐらいわかっています。

 

そしてそんな親に見つめられる中、たった一人でまず~い、味気な~い離乳食を食べなければなりません。

 

当然モチベーション上がりませんよね?

 

少量でも良いので、食事は子供と同じものを食べましょう。

 

どうしても食べたい!大人専用の美味しい食事があるなら、食後、子供が遊んでいるor寝ている間などに食べましょう。決して見られてはなりません。

 

見られてしまうと、子供は「なんでママとパパだけそんな美味しそうなものを食べているの?」と疑問に思うと同時に、「ぼくも!(わたしも!)食べたい!」となります。でも「ダメ!」と言われる・・・。

そりゃストレスたまって泣いたり怒ったりしてストライキ起こしますよね。

 

とは言え、私たちも保育士ですが、神ではないので、食事中になんで泣いているのか、食べるのを嫌がるのかは、その子の現状の発達や食の好み、食べ方のこだわり(抱っこ食べが好き)、その日の体調などを考慮して、対応する感じです。

 

これが正解!ていうのは正直わかりません。

 

色々試してみて、その子が泣き止んで笑顔になった時に初めて「あ、こういうことだったのね~」とやっと原因がわかるのです。

関わっている子供の数が多い分、発見の数も多く、保育士は確かに子育ての経験値は高いと思います。経験上色々試すことができ、答えにたどりつくのも早いかもしれません。

そんな経験談も、このブログで色々お伝えできたらと思っています。

 

⇒まだまだ続きます『食事面』

はやり目のその後

さて、今月16日ごろにはやり目にかかり、出勤停止を言い渡された私。

 

長~いお休み(約10日)を経て、明日からめでたく出勤となります!

 

眼科の先生によれば発症してから5日間をピークに症状がひどくなり、その後5日間かけて体内で抗体ができ始め、症状も落ち着いてくるそうです。感染力も弱っていきます。
人によっては3週間もかかったりと、個人差が大きい疾病だそうです。

 

ちなみに今更ですがはやり目のおさらいを↓

はやり目・・・『流行性角結膜炎』のこと。
目やに、流涙(りゅうるい)、強い結膜の充血が起こります。感染力が強く流行するので、はやり目と呼ばれます。
アデノウイルスのうち8,19,37型などのウイルス感染が原因で、夏から秋にかけて多く報告されています。
ウイルスを直接死滅させる薬剤は開発されていない。

 

いやぁ

 

おそるべしはやり目!!

 

特効薬がないだけにインフルエンザよりたちの悪い疾病。とも思う。

 

確かに目しか痛まないのですが(今回は私は片目)目はやはり日常必ずいつも使っている部位。

視界はいつもぼや~っとかすんでるし、そのため車の運転もしずらい。ゴロゴロとした違和感もひどい。

なにより朝起きた時に目ヤニがかたまって目が開かない!

ばりばり!っと乾いた目ヤニをやぶって目を開ける感じ(汗)

また下に落ちているものをかかがんで拾う時なんで、その目に血がぐぐぐ~~~っと集まる感じでこれまた鈍痛。いた!いたたた!

こりゃただの結膜炎ではないですね。もぅ。

 

そして症状がすぐに落ち着かないだけに、『出勤停止期間(特に後半)』がけっこうつらいものになる。

まぁそれなりにブログを書いたり、本を読んだり、人の少ないところにお出かけしたりと、自由にすごさせていただきましたが、やはり仕事のことはいつも頭の隅にあり、気になるもの。

しかもいつ復帰できるかわからない状態。

インフルエンザなら特効薬を使って解熱後2~3日を目安に復帰できるけど、先ほども言ったように、はやり目の症状は個人によるところが大きい。

そのためいつ症状が治まり、復帰できるかはっきりしない状態。

 

この不透明な感じは(実際視界も不透明)なんとも焦燥感を煽りますね。。。

 

そしてどうしてもセットで考えてしまうのが

 

復帰して自分の席がなくなっていたらどうしよう!!!

 

てやつ。

 

長い休み明けってこんな心情になりません?

 

私は自分の仕事の出来に自信がないので、明日からの職場での存在価値をいま見失っています。ちょっと職場の人に会うのが怖かったりします。

ですがとりあえず周りの人にたくさん迷惑をかけたので、真面目に仕事をしようと思う一念です。

 

それだけに集中!!!集中!!

 

怪我なし事故なし成長あり!

 

これをモットーに明日から再び頑張ります!

 

『0歳児クラス(排泄)で思ったこと、大変だったこと①』ぶっちゃけ保育現場シリーズ

今日は保育園『0歳児』クラスの担任になった時の体験談を色々書こうと思います。

短いキャリア期間ではありますが、2度ほど経験し、クラスリーダーもやらせていただきました。

赤ちゃんばかりのクラスなんて素敵!癒やされる毎日デショ?と言われたりしますが、それはまぁそうなんですが、世の子育てしているママ達もご存じのように、そんなに現実は甘くない。

 

甘くないんです!

 

まずは簡単でわかりやすい『排泄面』からいかせていただきましょう。

 

まずは

 

”とにかくウンチの回数が多い!”

 

です!

 

4月入園となるとその年の1〜2月頃に生まれたお子さんまでが対象となるので、新生児に近いような生後2ヶ月〜程度の赤ちゃんが入園したりします。
おわかりのように個人差はありますが、月齢が低いほどウンチのタイミングって不定期で回数も多いですよね。
新生児の時ってよくプリプリ〜っとしてましたよね??
そして新生児期が終わってもしばらくウンチは柔らかいものが頻回出ます。

そんな赤ちゃんが保育士1人あたりに3人つきます。急に。

性別もバラバラ、体格もバラバラ、親もバラバラ(当然ですが)

その日は1日中おむつ替えして終わった、、なんてこともリアルにありそうです。

しかも月齢が小さい時はテープ式のおむつを使っていたりして、赤ちゃん特有の軟便がおむつの隙間から四方八方へOUT!!BANG!!!

WAO!!!ってなります。

 

、、赤ちゃんははみ出し方がダイナミックですよね、、、ホントに(泣笑)

 

別室のおむつ交換ルームから保育士の悲鳴が、、なんてことも日常茶飯事。

 

(余談ですが我が子も毎日車内で爆弾を投下していた時期があり、チャイルドシートを何度洗ったことか、、、)

保育士の悲鳴が聞こえたら、ウンチ処理で動けない当人のためにもう一人の保育士が助っ人に入ります。急いで着替えを用意し、必要があれば急いで沐浴を行い、、などしている間に他の2名がえんえん泣き始め続けざまにウンチ、、

Ah、、、

 

宝くじを買えば当たりそうな勢いです。

 

一瞬保育室は悲鳴と笑いと会話の応酬でお祭り騒ぎになります。

 

保護者にはあまり見せられない光景かも、です。

 

衛生管理とかやることはちゃんとやっているんだけどね。

 

まぁそれでも一緒に過ごしていくうちに、だんだんと赤ちゃんそれぞれの体質がこちらでも把握できるようになってくるので、「そろそろ出るかな」「この子のウンチは量が多い、ゆるい」などを担任同士でいろいろ話し合い、傾向と対策&心の準備ができるようになってきます。

はみ出た時の対処もスピーディになってきます。(個人差ありますが)

 

加えて『成長』という最大の味方!!!を得て、ウンチ問題はめきめき減っていきます。

『成長』によりウンチの回数は減り、便も少しずつ形のあるもに変化していきます。おむつもテープ式からパンツ式に移行し、ギャザー様の恩恵にあずかる毎日★

『成長』万歳!!!ギャザー万歳!!!

 

てな感じです。

 

今にして思えば、ウンチ問題でてんやわんやだった日々ってとても楽しかった気がします。その時は一生懸命すぎてその楽しさがわかりませんでしたが、保育士として成長し、余裕が出てくると保育士同士で「あの時は大変だったね」など笑いながら話し合ったりしています。

 

マイナス面をお話してしまいましたが、ぶっちゃけ現場ってこんな感じ。

 

でも保育士という仕事が嫌になるわけでもありません。

ウンチもたくさん出たほうが健康面では安心だし。まぁ、ウンチがはみでまくって汚れや臭いが激しい状態でもキョトンとしている赤ちゃんの表情も、これまた何とも言えない感じであります(笑)

 

以上のことは

これから保育士になる方は必ず通る道だと思います!

でも嫌にならないで!大変ですがそれよりも楽しかった!面白かった!成長した!ていう記憶のほうが多く残りますから!

私も現在進行形でウンチ問題に取り組んでいます。いかにウンチ処理時間を短くするか、日々修行中であります。

 

お互いに頑張りましょう!

 

 

次は『食事面』に続きますよ⇒

 

他にも保育士ブログあります!